和の香りになじみのない若い世代や女性に向けて、いつも身近において使ってみたいと感じてもらえるよう、見た目の可愛らしさとともに、手のひらにおさまるサイズやマットな質感にもこだわりました。
デザインには孔官堂様のアーカイブから、初期のさまざまな商品パッケージにあしらわれていたモチーフをアレンジして使用。創業130余年の歴史を引き継ぎながら、可愛いを入り口に新たなイメージをつくりました。
ターゲットの設定からコンセプトづくりまで何度も対話を重ねながら、孔官堂様の企業理念の「使いやすさ」へのこだわりをポイントに商品開発をすすめ、日常を彩る「雑貨」として老舗の薫香メーカー様のこれまでにない新たな販路の扉を開ける商品になりました。